ポルノのおかげ。

 

またまた暗い話ですが。

 

昨日、一昨日と色々有りまして…ですね。

「家出したる!!」とか「歌手諦めようか」って

ブルーに考えていたんですよ。

 

理由は親との喧嘩。

喧嘩と言うか、あたしが一方的に文句言うてたんですけど。

100％親が間違っていることしてたんでね。

それで、親が素直に謝ればいいものを

 

「はいはい。分かった分かった。お母さん悪かったねぇ。」

 

とか適当に流すみたいに言いやがって腹立って。

 

「お前、人の話ちゃんと聞いとんか？

　『お母さんが悪かった』思っとるんか？
　なぁ、おい。なぁ、聞きよんか!?」

 

とかもぉわやキレまくって。

 

もぉ小さい頃から一人で暮らしたくて。

ハヨこの家から出たくって。

「あたしそれで歌手になりたいとかいいよるん？」

とか考えてしまって。

 

自分が最悪やなぁってなって。

 

門限が厳しくって夜は外に出してもらえないんですけど

もぉ家の空気すっておれんくなって。

外をとぼとぼ裸足で歩いて。（←裸足が好きなんです）

 

家に帰ったらみんな寝よって。

一人テレビ付けてチャンネルを回したら。

ポルノの因島ライブがかかんりょって。

「ポルノの事忘れとるとか最悪やがな･･･。」

って、さらに沈没して行って；；

 

でも、ライブ見よるうちに

「歌手になりたいんは逃げたいんやない」って気付いた。

それに、すごい体が軽くなった。

だんだん嬉しくなって、自然に笑えた。

なんでそうなるかは分からんけど。

辛いときにポルノのライブ見たりとか

ポルノの曲をきいたりしたら、自然と気持ちが安らいだ。

 

ポルノはあたしにとって救急箱で

その中にはポルノって言う精神安定剤。

その中にはポルノって言う興奮剤。

その中には駄目になりそうな時に助けてくれる薬。

その中にはあたしを強くしてくれる栄養剤がある。

 

今のあたしにはなくなられたら困るなぁって思った。

大袈裟な感じがするけど。

あたしが立ち上がれるんは、本間に本気で

ポルノグラフィティがおるから。

【2007.05.15】

この日の事しっかり覚えとるよ。
あたしを何もかも否定されたような日だった。

今まで無理して、頑張って自分に言い聞かせてたのに。
親に全部崩されかかった日。

外は真っ暗で、空気が優しかった。
足に痛く触れる小石や砂が、優しかった。

痛みを感じては強くなれた。


家に帰って、映像見ながらたくさん笑顔になれた。
あたしめっちゃ幸せやんか、って思った。

しばらくしたら泣けてきたん。

あんな人たちの言葉で、心を殺す必要ないって。
弱い自分が情けなくて。

ほんま、ポルノさんには救われ続けてる。

【2005年06月28日】

あなたに出会えていなければ、今のあたしはないのだから。